パリオリンピック出場を決めた競泳の水沼尚輝選手。4月17日、母校の新潟医療福祉大学で意気込みを語りました。集まった学生たちには“自分を信じて人生を突き進んでもらいたい”とエールを送りました。
3か月後に迫った本番に向けトレーニングに励む、水沼尚輝選手。
17日午後、活動の拠点で職場でもある新潟市北区の新潟医療福祉大学で練習を公開しました。
水沼選手は3月の代表選考会で100メートルバタフライに出場。
県勢として初めてとなるパリオリンピックの切符を勝ち取りました。
東京に続き2大会連続での夢の舞台。
集まった学生たちの前で意気込みを語りました。
〈水沼尚輝選手〉
「東京五輪の時は準決勝敗退という結果になってしまいました、今回のパリオリンピックではまずは個人の種目で決勝に出場することが1番の大きな目標。決勝の舞台になればいろいろな楽しみワクワクな感情が出てくると思うので、ベストタイムは出せるんじゃないかと思っています」
水沼選手はパリオリンピックで競泳・日本代表のキャプテンを務めることが決まっています。
自身の大学時代を振り返り、学生たちへエールを送りました。
〈水沼尚輝選手〉
「人間というものは不可能を可能にする生き物だと思っています。この大学に入学して僕はオリンピック選手になる理想像は持っていませんでした、 ただ4年間でいろんな人と出会っていろんな夢を持って僕はここまで来れたと思っています。みなさんはこれから楽しい人生、いろんな苦楽もあると思いますけど、そういうのもすべて自分の糧になると思って、とにかく自分自身を信じて突き進んでもらえたら」
2度目の挑戦となるオリンピックの舞台。
後輩たちの熱い応援を背に世界へ挑みます。